2017年11月21日火曜日

心と本がひとつになった時間

息子の反抗期は、中学生の頃がピークでした。そんな息子の学校の様子が知りたくて、朝の『読み聞かせ』ボランティアに参加させてもらいました。

小学生の読み聞かせは、よく聞くけど…中学生の読み聞かせってどんな感じ?
どんな本を読むの?絵本?
子ども達、ちゃんと聞いてくれるかな?つまらない顔をされたらどうしょう。
私の中で、ちょっぴり不安はありました。

「授業参観は、子どもの背中しか見えないけど…読み聞かせは、子ども達の表情が見えるよ」とその言葉が私の参加のきっかけでした。

読み聞かせの本は、内容やイラストを考えて選ばれていました。日本の神話や物語、小学校の頃きっと好きだっただろう可愛いイラスト入りの絵本など……。

本を開いて読み始めると…みんなの表情がゆるみ、笑顔になり、穏やかな表情になっていく。誰一人目線を反らすことなく…本に集中してる。
みんなの心がこっちを向いているのです。

中学生の心と本がひとつになった貴重な朝の時間。

子育てをしていく中で、ついつい忘れていた大切なことを思いださせてくれました。
「変わったようで、変わらない思春期の子ども達の純粋な心」

 当時の学年主任の先生と図書司書補助の先生、ボランティア代表の方の熱心な想いがあってこそ、このような体験をさせていただき、心から感謝しています。

2017年11月14日火曜日

甘えていますか?

  『お母さんには、甘えてますか?』
と、私はカウンセリングの合間に聞くことがあります。
女の子は、『全然甘えてません。お母さんは忙しいから…』とお母さんの立場を優先に考えます。
男の子は、『妹、弟が甘えてます。僕は甘えることはありません』という兄弟を思いやる優しい一面が見えることもあります。

『生まれて…10年ちょっとだよ。まだまだ甘えていいんだよ。買い物でもいいからお母さんと二人きりで過ごす時間や寝る前に少しだけ自分との時間をとってもらってみてはどう?』と言うと…大抵の子は恥ずかしそうに…でもとても嬉しそうな表情をしてくれます。

身体は、いつの間にか父親と同じくらいに…また母親より大きくなっていると成長の早さを感じるのがこの頃…。
身体が大きくなったからと心まで大人のように成長しているわけではありません。思春期だからこそ、このアンバランスさに本人も不安定なのです。

まだまだ求めています。恥ずかしい気持ちが先に出るけど、ぶっきらぼうな言葉しか言えないけど…。
幼い頃、親から与えられていた安心感を…。

2017年11月7日火曜日

家族愛

我が家の玄関にあるアメジストセージ。

夏の花が終わり、冬の花が始まる、花のない時期の寂しさを埋めるかのように、いつもこの時期咲き誇ります。

このセージのようにどこかの場面でもいいから…自分の存在を認めてほしい思いは、私達の心と同じですね。

まわりと比べるのではなく、自分の置かれた立場で、精いっぱい輝いてほしい…。
子どもの成長は一人一人違うことを認めて、応援していきたいです。

そんな思いを教えてくれるセージの花言葉は、なんと『家族愛』だそうです。
今、秋の青空に優しく輝いています。

2017年11月3日金曜日

最近、空を見ていますか?


私は、空を見るのが大好きです。毎日として同じ空はありません。その時の気持ちと空のイメージが合うと気分も上がるし、かけ離れていても何かしら空からのメッセージを感じるような気がします。

子育てで悩んでいる時、ちょっと肩の力を抜いて空を眺めてみませんか。少しずつゆるやかに空の景色は、変わっていきます。まるで子どもの成長のように…。

明日は、どんな空が見れるかな?
今日は、雨だから晴れが楽しみだし…晴れなら、雨もまた違っていい。

「晴れた日には、晴れた日を愛す。雨の日には、雨を愛す」という言葉がありますが、子どもの全てを受け止め、どんな姿も愛していきたいですね。

いつも子育てに頑張ってるお母さん。
ホッとひと息…心を空に投げ出してみませんか。