2017年11月21日火曜日

心と本がひとつになった時間

息子の反抗期は、中学生の頃がピークでした。そんな息子の学校の様子が知りたくて、朝の『読み聞かせ』ボランティアに参加させてもらいました。

小学生の読み聞かせは、よく聞くけど…中学生の読み聞かせってどんな感じ?
どんな本を読むの?絵本?
子ども達、ちゃんと聞いてくれるかな?つまらない顔をされたらどうしょう。
私の中で、ちょっぴり不安はありました。

「授業参観は、子どもの背中しか見えないけど…読み聞かせは、子ども達の表情が見えるよ」とその言葉が私の参加のきっかけでした。

読み聞かせの本は、内容やイラストを考えて選ばれていました。日本の神話や物語、小学校の頃きっと好きだっただろう可愛いイラスト入りの絵本など……。

本を開いて読み始めると…みんなの表情がゆるみ、笑顔になり、穏やかな表情になっていく。誰一人目線を反らすことなく…本に集中してる。
みんなの心がこっちを向いているのです。

中学生の心と本がひとつになった貴重な朝の時間。

子育てをしていく中で、ついつい忘れていた大切なことを思いださせてくれました。
「変わったようで、変わらない思春期の子ども達の純粋な心」

 当時の学年主任の先生と図書司書補助の先生、ボランティア代表の方の熱心な想いがあってこそ、このような体験をさせていただき、心から感謝しています。

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